【実は意味が違う】tell youとshare with you 違い

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イギリス🇬🇧とインドネシア🇮🇩赴任を経験し、オンライン英会話講師をしている、エリです。

エリ

「言う」の意味のtellってよく使うよね。でも、「言う」って tell しかないのかな。

“tell you” は直接的な「伝えるね、話すね」と「言う」ことに焦点を当てた表現
“share with you”は、「念の為共有するね」といった、ちょっと控えめな表現

併せて覚えたい「伝える」の動詞としては
– inform
– announce
-advise

こんな人が書いています

*留学経験なし| 独学の結果、イギリス🇬🇧駐在2年
*日本帰国後、外資系企業にて海外営業8年
*2023年よりインドネシア🇮🇩で働きつつ、オンライン英会話講師4年目です。

英会話講師をさせていただく中での生徒さんからの質問や相談をもとに、何か役に立ちたいと思い、このページを始めました。

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目次

【tell youとshare with you 違い】文法的な意味

まずは基本的な意味を確認してみましょう!

Tell の使い方

何かを「言う」ときの、基本的な動詞は“tell”です。伝える内容や表現よりも、「伝達する」という動作についての単語です。

例文
  • Please tell me what you want to do.
    あなたがしたいことを話してください
  • Tell me how to get to the station.
    駅までの行き方を教えてください

相手が答えを分かるかどうかということはいずれにしても、「何か解答してもらう」ことに重点を置いています。
そのため、分からないとしても、何かしらの「回答」を求めたい時に使います。

Share の使い方

“share” は、「分け合う、共有する」と言う意味の動詞です。そのため一方的に伝えたい、と言うよりも、共有しておきたい、と言う意味合いになります。

例文
  • I am happy to share with you about the news.
    そのニュースについてあなたに共有します
  • We can share the plate.
    そのお皿をシェアしましょう
  • May I share the table with you?
    相席させていただいてもいいですか。

【tell youとshare with you 違い】違いを解説

それではどんな違いがあるか考えてみましょう!

例文
  • I would like to share with you the schedule for tomorrow.
    明日の予定を共有しておきます
  • I would like to tell you the schedule for tomorrow.
    明日の予定を伝えておきます

これを見るだけでは同じように見えますね・・。どんなことが違うのでしょうか。

“tell”は相手が必要かはどちらにしても「言う」と言う行為を一方的にでも行います。
“share” は(要らなかったら無視してもいいのだけど)「(念の為)共有しておく」と言う意味になります。

文法的にはどちらも正解です。

例文
  • Please let me tell you that this information is wrong. 
    この情報は誤りであると言うことをお伝えします
  • Please be shared that our office will move to Tokyo since April. 
    我々のオフィスは4月から東京に動くことになったことをお伝えします


この例文でも、

  • tell は「言う」行為に重点
  • share は「(念の為)共有する」

【tell youとshare with you 違い】言い換えるならどんな表現?

今紹介した、

Please be shared that our office will move to Tokyo since April. 
「我々のオフィスは4月から東京に動くことになったことをお伝えします」

を言い換えることの表現を紹介します

例文
  • Please be informed that our office will move to Tokyo from April.
    我々のオフィスは4月から東京へ動くことになったことをお伝えします
  • Please be announced Mr. Maeda will get promoted to Director.
    前田さんは部長に昇進することをお伝えします
  • Please be advised that our new strategy will begin from next week.
    新しい戦略は来週から始まることをお伝えします

それではそれぞれの単語の例文を見ていきましょう。

inform

動詞で「伝える、知らせる、通知する、吹込む」という意味。Inform 人 of 物:「人に物を伝える」という表現になります。

例文
  • She informed her parents of what she wants to do. 
    彼女は両親に、彼女のしたいことを伝えた
  • It’s his task to inform the information to everyone. 
    その情報をみんなに伝えることが彼の任務だ
  • It is important to inform timely. 
    テンポよく知らせることは大切だ

announce

名詞がannouncement「お知らせ」である動詞のannounce。「発表する、披露する、告知する」と言った意味。

例文
  • We have announced that he got a promotion. 
    彼が昇進したことを発表した
  • It has been announced that she will get married in this year. 
    年内に彼女が結婚することが公表された

advise

名詞で「アドバイス」で馴染みのある、advise は動詞で「忠告する、勧める、通知する」の意味。ちなみに、名詞ではadviceと、Cになるので注意!

例文
  • She advised me on technical matters. 
    彼女は専門的な事柄について、忠告をした
  • I am afraid I am not the position to advise anything about it. 
    私はこれについて忠告出来るほどの立場では生憎ない
  • I shall act as you advise
    私はあなたが忠告した通りに、振舞うことと致しましょう

まとめ:【tell youとshare with you 違い】併せて覚えたい単語

今日はtell youとshare with youの違いと、併せて覚えたい単語を紹介しました。

“tell you” は直接的な「伝えるね、話すね」と「言う」ことに重点を置いた表現
“share with you”は、「念の為共有するね」といった、ちょっと控えめな表現

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