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イギリス🇬🇧&インドネシア🇮🇩赴任を経験し、オンライン英会話講師をしている、エリです。

依頼メールやお願いメールで「Please」を連発していませんか?
もちろん間違いではありませんが、ビジネスシーンで多用すると命令形に近い響きになり、受け手に固い印象や圧を与えてしまうことがあります。
今日は、「Please」を卒業しても自然で丁寧に聞こえる置き換え表現を場面別+20フレーズでご紹介します!
こんな人が書いています
- 留学経験なし| 独学の結果、イギリス🇬🇧、インドネシア🇮🇩駐在経験あり。
- 世界的なトップラグジュアリーホテルにて営業部長。英語での商談経験、約8年。
- オンライン英会話講師4年目
- 米国 コーネル大学ホテル経営学部 奨学生
- TOEIC 900点、英検準1級を取得
英会話講師をさせていただく中での生徒さんからの質問や相談をもとに、何か役に立ちたいと思い、このページを始めました。
こちらより。 詳しいプロフィールは


はじめに:Pleaseを多用するとビジネスメールで損をする理由
英語メールを書くとき、つい「Please」を多用してしまうことはありませんか?
もちろん「Please」は丁寧さを表す便利な言葉ですが、
– あまりに頻繁に使うと単調に見えたり、
– 場合によってはやや直接的に響くこともあります。
ビジネスでは、状況や相手に合わせて表現を変えることで、より配慮が伝わり、メールが好印象に読まれます。
ビジネスで使える!Pleaseの丁寧な代替フレーズ20選
Kindly + 動詞の使い方と例文
例:
- Kindly send me the updated report by Friday.
- Kindly review the attached document at your convenience.
- Kindly confirm your attendance by tomorrow.



単語として置き換えられるのが、”Kindly".
まずはこれを使ってみるのがいいかも!
Could you / Would youで柔らかく依頼する方法
例:
- Could you confirm the meeting time?
- Would you provide the necessary files by end of day?
- Could you please check the figures and get back to me?



疑問文になっているので、より丁寧な表現になっているよ。
I’d appreciate it if ~で感謝を込めて依頼するコツ
例:
- I’d appreciate it if you could review the attached file.
- I’d appreciate it if you let me know your availability.
- I’d appreciate it if you could expedite the delivery.



ちょっとこれはアドバンスな表現かも。I would appreciate it if.. の…に希望の内容をS V の形で入れるだけだから、慣れてきたら使いやすいよ!
May I request you to ~のフォーマルな使いどころ
例:
- May I request you to complete the form by next Monday?
- May I request you to send the invoice at your earliest convenience?
- May I request you to provide feedback on the proposal?



これは、「〜をリクエストしてもいいですか?」という改まった言い方。
お願いしにくい時や「頼む」という姿勢の時使えますね。
依頼を柔らかくするワンクッション表現3選
If possible, ~の使い方例
例:
- If possible, please send the documents today.
- If possible, could you join the meeting tomorrow?
- If possible, I’d like to receive the updated schedule by noon.



これは、「可能だったら・・」というニュアンスなので、言いにくいことや、伝えてみて思った表情と違う時などつけると柔らかくなる表現ですね。
At your earliest convenienceで相手を気遣う表現
例:
- Please reply at your earliest convenience.
- Kindly submit the report at your earliest convenience.
- I look forward to your feedback at your earliest convenience.



「急がないよ」「時間がある時にでいいよ」という雰囲気を伝えたい時に使えます。
When you have a chanceのカジュアルな使い方
例:
- Please call me back when you have a chance.
- When you have a chance, could you review the draft?
- Let me know your thoughts when you have a chance.



“at your convenience” と同じように、「時間がある時にね」という意味の表現。
依頼以外でも使える!丁寧な注意喚起表現の置き換え例
Please note that ~ → Kindly note that ~
例:
- Kindly note that the office will be closed on Monday.
- Kindly note that the deadline has been extended.
- Kindly note that the policy has been updated.



Pleaseのシンプルな置き換えは、Kindlyが便利!ただ、単語として置き換えると言い換えになっちゃうよ
Kindly be aware that ~のニュアンスと使い方
例:
- Kindly be aware that the schedule is subject to change.
- Kindly be aware that there may be delays due to shipping.
- Kindly be aware that the prices are exclusive of tax.



“be aware” は、「気づく」ということ。なので、「気づいてね」「留意してね」というニュアンスの文章になるよ。
まとめ:ビジネス英語メールで印象アップする表現選びのポイント
ビジネスメールでは、単に丁寧さだけでなく、「どう響くか」を意識することが大切です。
「Please」に頼りすぎず、相手や場面に応じた言い回しを選ぶことで、文章に温かみや配慮が加わり、結果としてメールが読まれやすくなります。



