【英語ニュースの見出しの読み方】普通の英文と違う?5つのルールを解説

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イギリス🇬🇧&インドネシア🇮🇩赴任を経験し、オンライン英会話講師をしている、エリです。

エリ

英語ニュースを読んでいると、
「単語は分かるのに、見出しの意味がよく分からない……」
そんなことはありませんか?

実は、英語ニュースの見出し(headline)は、普通の英文とは少し違ったルールで書かれています。

これは、英語力が足りないからではありません。

ニュースの見出しには、短く・分かりやすくニュースを伝えるための独特の表現があります。

この記事では、英語ニュース初心者の方が知っておきたい「ニュース見出しの読み方」を、できるだけ簡単に解説します。

この記事で分かること

この記事では、こんなことを紹介します!

  • 英語ニュースの見出しが読みにくい理由
  • 見出しでよく使われる時制
  • be動詞が省略されるパターン
  • to不定詞が使われる意味
  • 冠詞が省略される理由
  • ニュース見出しでよく見る単語
  • 見出しを読むときのコツ

「英語ニュースを読みたいけれど、見出しから難しく感じる」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

こんな人が書いています

  • 留学経験はありません。日本で学習しました。
  • 独学にて英語習得の後、ロンドン🇬🇧の日本大使館にて2年間、インドネシア🇮🇩駐在2年間。
  • 外資系ラグジュアリーホテル営業部長。海外出張、英語での商談など、約10年。
  • TOEIC 900点、英検準1級を取得しました

  • オンライン英会話講師5年目。主に40代 社会人に教えています。

多くの英語学習初心者の方が、英語ニュースが読めるレベルになりました

詳しいプロフィールはこちらより。

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目次

英語ニュースの見出しが読みにくい理由

まず知っておきたいのは、

ニュースの見出しは、普通の英文をそのまま短くしたものではない

ということです。

新聞やニュースサイトの見出しは、限られたスペースでニュースの内容を伝える必要があります。

そのため、

  • 冠詞を省略する
  • be動詞を省略する
  • 現在形を使う
  • 助動詞を省略する
  • 短い単語を選ぶ

などの特徴があります。

例えば普通の英文なら、

The government has announced a new policy.

「政府は新しい政策を発表しました。」

となります。

しかしニュースの見出しでは、

Government announces new policy

のように、かなり短くなることがあります。

最初は「え?文法的に大丈夫なの?」と思うかもしれません。

でも、これがニュース英語では普通です。


ニュース見出しの読み方① 現在形でも「過去」のことがある

英語ニュースの見出しで、特に重要なのがこれです。

見出しでは、過去に起こった出来事でも現在形がよく使われます。

例えば、

Government announces new policy

と書いてあったとします。

普通の英文なら、

The government announced a new policy.

「政府は新しい政策を発表しました。」

のように過去形を使います。

ところがニュースの見出しでは、

Government announces new policy

のように現在形が使われることがあります。

ここでは、

” announces=発表した” と、ニュースとして自然な日本語に訳すと理解しやすいでしょう。

なぜ現在形を使うの?

ニュースの見出しでは、

「今起きたニュースを、目の前で起きているように伝える」

ために現在形がよく使われます。

例えば、

Japan wins gold medal

なら、

「日本が金メダルを獲得!」というようなイメージです。

必ずしも「今まさに勝っている」という意味ではありません。


ニュース見出しの読み方② be動詞が省略される

ニュース見出しでは、be動詞が省略されることがあります。

例えば、

President expected to visit Japan

という見出し。

最初は、

「Presidentの後にいきなりexpected?」と思うかもしれません。

これは、

The president is expected to visit Japan.

という英文の一部が省略されたものと考えると分かりやすいです。

意味は、「大統領は日本を訪問する見込みです。」となります。

ニュース見出しでは、

President expected to visit Japan

のように、

主語 + 過去分詞という形がよく登場します。

【覚えておきたい】よく見る形

expected to ~
~する見込み

believed to ~
~と考えられている

reported to ~
~と報じられている

said to ~
~と言われている

このあたりは、ニュースを読むなら覚えておくと便利です。


ニュース見出しの読み方③ to + 動詞で「これから起こること」

ニュース見出しでは、

to + 動詞という形もよく登場します。

例えば、

President to visit Japan next month

と書いてあったら、

「大統領が来月、日本を訪問する予定」という意味です。

普通の英文なら、

The president will visit Japan next month.

などと表現できます。

しかし見出しでは、

President to visit Japan next month

のように、短く表現されることがあります。

つまり、

to + 動詞 → これから起こる予定・計画と考えると読みやすくなります。

例えばこんな見出し

Government to introduce new tax

「政府、新しい税を導入へ」

Company to launch new product

「企業、新商品を発売へ」

この「~へ」「~する予定」という日本語に慣れておくと、かなり見出しが読みやすくなります。


ニュース見出しの読み方④ a / the がない?

英語を勉強していると、「名詞にはaやtheが必要じゃないの?」と思うことがありますよね。

でも、ニュース見出しでは冠詞が省略されることがよくあります。

例えば、

Government announces new policy

普通の英文なら、

The government announces a new policy.

のように、

the government
a new policy となります。

しかし見出しでは、

Government announces new policy

のように、冠詞を省略することがあります

これは、できるだけ短くするためです。

そのため、見出しを読むときは、「aがない!theがない!」と一つひとつ気にしすぎなくても大丈夫です。


ニュース見出しの読み方⑤ 過去分詞が出てきたら「受け身」かも

ニュース見出しでは、

過去分詞から始まる表現もよく登場します。

例えば、

Japan hit by heavy rain

これを見ると、

「Japan=日本」
「hit=打つ?」

と考えてしまうかもしれません。

でもここでのhitは、「大雨に見舞われる」という受け身の意味です。

普通の英文にすると、

Japan was hit by heavy rain.

となります。

見出しでは、

Japan hit by heavy rain

のように、be動詞が省略されることがあります。

ニュースでよく見る表現

affected by ~
~の影響を受ける

hit by ~
~に見舞われる

damaged by ~
~によって被害を受ける

injured in ~
~で負傷する

killed in ~
~で死亡する

特に、

hit by ~

は自然災害のニュースなどでよく見る表現です。


ニュース見出しでよく見る単語

ニュース見出しには、日常会話とは少し違った単語がよく登場します。

例えば、

announce

「発表する」

Government announces new policy

launch

「開始する、発売する」

Company launches new service

face

「直面する」

Japan faces economic challenges

call for

「~を求める」

Leaders call for peace

amid

「~の中で、~の最中に」

New measures announced amid concerns

vow

「誓う、強く約束する」

Government vows to take action

seek

「求める」

Company seeks new employees

urge

「強く促す」

Officials urge people to stay home

こうした単語は、普通の英単語帳だけで勉強していると「知っているけれど、ニュースで見ると意味が取りにくい」と感じることがあります。

エリ

まずは、「ニュースでよく使われる意味」を覚えることがおすすめです。


ニュース見出しを読むときは「全部訳さない」

英語ニュース初心者の方におすすめしたいのが、

見出しを一語ずつ日本語に訳さないこと

です。

例えば、

Government announces new economic measures amid inflation concerns

という見出しがあったとします。

一語ずつ、

government=政府
announce=発表する
new=新しい
economic=経済の
measure=対策
amid=~の中で
inflation=インフレ
concern=懸念

と訳していくと、少し疲れてしまいます。

まず、

「政府が、インフレへの懸念が高まる中、新しい経済対策を発表した」くらいに全体をつかみます。

これで十分です!!

英語ニュースを読む目的は、すべての単語を日本語に変換することではありません。

「何が起きたのか」を理解することです。


英語ニュースの見出しは「5W1H」を探す

見出しを読むときは、

Who(誰が)
What(何を)
When(いつ)
Where(どこで)
Why(なぜ)
How(どのように)

を意識すると分かりやすくなります。

例えば、

Japan launches new tourism campaign

なら、

Who?
Japan

What?
launches a new tourism campaign

つまり、

「日本が新しい観光キャンペーンを開始した」

というニュースだと分かります。

全部の文法を理解できなくても、「誰が」「何をした」が分かれば、ニュースの大まかな内容はつかめます。


見出しを読んだら、本文の最初の段落へ

英語ニュースを読むとき、見出しだけで全部理解しようとする必要はありません。

むしろおすすめなのは、

① 見出しを読む

② 何のニュースか予想する

③ 最初の段落を読む

④ 答え合わせをする

という方法です。

ニュース記事の最初の段落には、

  • 誰が
  • 何をしたのか
  • いつ
  • どこで
  • 何が起きたのか

など、重要な情報がまとめられていることが多いからです。

見出しだけで分からなくても大丈夫。

「見出し+最初の段落」から始めてみましょう。


英語ニュースを読むなら「見出しのパターン」を覚えよう

英語ニュースを読むために、最初から難しい文法を全部勉強する必要はありません。

まずは、よく出てくるパターンを覚えてしまうのがおすすめです。

例えば、

ニュース見出し読み方
Government announces ~政府が~を発表
Government to introduce ~政府が~を導入へ
President expected to ~大統領は~する見込み
Japan hit by ~日本が~に見舞われる
Company launches ~企業が~を開始・発売
Officials urge ~当局者が~を強く促す
Leaders call for ~指導者らが~を求める
amid concerns懸念が高まる中
faces challenges課題に直面する
vows to ~~すると強く約束する

このような表現を少しずつ覚えるだけでも、ニュースの見出しがかなり読みやすくなります。


英語ニュースの頻出単語も一緒に覚えよう

見出しを読むには、ニュース特有の単語を知っておくことも大切です。

例えば、

  • government=政府
  • official=当局者、政府関係者
  • policy=政策
  • issue=問題、課題
  • increase=増加する
  • decline=減少する
  • impact=影響
  • announce=発表する
  • report=報じる
  • affect=影響を与える
  • amid=~の中で
  • according to=~によると

などです。

ニュースを読むために覚えておきたい単語を30個まとめた記事もあります。

「英語ニュースを読みたいけれど、まず何の単語を覚えればいい?」

という方は、こちらも参考にしてみてください。


英語ニュース初心者におすすめの読み方

最後に、忙しい社会人の方におすすめの方法をまとめます。

STEP 1:まず見出しだけ読む

分からない単語があっても、いったん気にしません。

「何のニュースかな?」と予想してみましょう。

STEP 2:5W1Hを探す

特に、

Who?+What?を探してみましょう。

「誰が何をしたのか」が分かればOKです。

STEP 3:最初の段落を読む

見出しだけでは分からなかった部分を、本文の最初の段落で確認します。

STEP 4:分からない単語を3~5個だけ調べる

全部調べる必要はありません。

「この単語はニュースでよく出てくるな」と思った単語を優先しましょう。

STEP 5:もう一度見出しを見る

最初よりも、見出しの意味が分かるようになっているはずです。

この繰り返しで、

見出しを見る

ニュースの内容を予想する

本文を読む

単語・表現を覚える

という習慣を作っていきましょう。


まとめ|ニュース見出しの読み方が分かると、英語ニュースが一気に読みやすくなる

英語ニュースの見出しは、普通の英文とは少し違います。

特に覚えておきたいのは、

  • 過去の出来事でも現在形を使う
  • be動詞が省略される
  • to + 動詞で「~する予定」を表す
  • a / theなどの冠詞が省略される
  • 短い表現が好まれる

という特徴です。

最初は、

「単語は分かるのに、なぜか意味が分からない」と感じるかもしれません。

でも、それは英語力がないからではありません。

ニュース見出しには、ニュース独特の「読み方」があるからです。

まずは、

Government announces new policy

のような短い見出しから始めてみてください。

そして、

「誰が?」「何をした?」

を探すところから始めましょう。

英語ニュースを読むために必要なのは、すべての単語を完璧に知っていることではありません。

よく出てくる単語や表現、そしてニュース見出しのパターンを少しずつ覚えていけば大丈夫です。

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