こんにちは!TOEIC 900点、英検準1級を取得し、POLYGLOTSでオンライン英会話講師をしている、「エリ(@eigodokugaku17)」です!
音が繋がっていて、英語の聞き取りって難しいですよね。そう繋がっていることを「リンキング」と言います。
本記事では、英会話のプロが「リンキング」について説明していきます。

ルールを覚えてみると、聞き取りやすくなります!
“please” を置き換えることのできる表現
-Kindly ~
-Could you ~ ?
-I do appreciate if
-I am grateful if ~
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リンキングとは?
リンキングとは、単語と単語の音がつながって一つの音を作ることをいいます
英語は日本語とは異なり、一つひとつ別々に発音せず、つなげて発音することが多くあります
リスニング時につまずきやすいのは、この、単語の切れ目がわかりにくくなることが原因です。



リンキングにはいくつかのパターンがありますのでまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
典型的な例とは?
子音+母音
子音+母音ならほぼ確実にリンキングが起こります
ただし、子音+母音だからといって自己流でリンキングを作るのは避けましょう。聞き取ってもらえない原因にもなりますので注意が必要です。
前の単語の子音と後の単語の母音が直接つながって、一つの音を作ります
日本語は子音を発音する際に必ず母音がつきますが、英語は子音だけで終わることが出来るため、リンキングが起こらなければ前の単語は子音のみで終わります。その後には、余分な母音を入れてしまわないよう注意しましょう。
be動詞のリンキング
are と were は連結した場合に特に聞き取りづらいため注意が必要です。
- men are
- were in
- are on
それぞれ、「メナー」「ワーリン」「アーノン」のように聞こえます。
be動詞は重要ではないのでネイティブスピーカーは会話の中で連結させて短く話します。
したがって、are と were を聞き分ける場合には現在か過去の文脈かを推測しつつ、どちらを話しているか把握することが大切です。
子音+子音
双方の単語をつなぐ音が子音同士の単語は連結することが多い
l+l の場合
「feel like」:feel like は「フィーライク」のように発音されます
d+t の場合
「need to」 :need to は「ニートゥー」のように発音されます。音が連結した単語は実際に1つの単語のように発音されているとわかります
l+l や d+t 以外にも代表的な子音+子音の組み合わせがあります。
- k+g
- p+b
- f+v
子音で終わる単語+母音で始まる単語
例文:「How are you?」
「ハワユー?」と自然に発音していると思いますが、こちらもwとaがリンキングし/wə/【ワ】という発音になっています。
子音+y 特にyouには注意
子音+ you 「Could you~?」「I want you.」など
“you”は英会話においては何度も使われますよね。そして頻繁にリンキングが起こる単語でもあります。
「Could you~?」を例にとると、“d”と”y”のリンキングにより【ジュ】となります。
特にk、n、t、s、z とyは繋がることを覚えておきましょう。発音する際もyouの前の単語に気をつけると良いです。
z+o の場合
「because of」:because of は「ビコーゾブ」のように発音されます
t+ʌの場合
「get up」:get up は「ゲラップ」のように発音されます
母音から母音へとつながる場合
母音から母音へとつながる場合にはyまたはwの音が挿入されます
- 「the end」「go on」の場合
▶︎ yが挿入される例としては「the end」→「ディ ィエンド」
母音がa, e, i である場合、続く母音の前にyの音が入ります
▶︎ wが挿入される例としては「go on」→「ゴー ゥオン」
母音がo、uである場合、続く母音の前に軽くwの音が入ります
オススメ勉強教材
普段の生活に英語を取り入れる
一番効果的な方法は普段の生活に英語を取り入れていくこと。例え聴き流しであっても、自然に耳が慣れていきます。
大切なのは、「楽しんで毎日続けること」です。英語学習という意識から外れて、毎日、何かしらの英語に触れることはとっても大切です。
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オンライン英会話
誰かと英語学習を始めてみると、モチベーションがとても上がると思います。
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リスニングに特化したクラス、発音に特化したクラスもあるので、この「リンキングが苦手!」という悩みにも応えてくれます。
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