こんにちは!TOEIC 900点、英検準1級を取得し、POLYGLOTS(ポリグロッツ)でオンライン英会話講師をしている、「エリ(@eigodokugaku17)」です!
本記事では、英会話のプロが「英語のビジネスメールの書き出し」で使える表現を紹介していきます。

今日からすぐに使える例文も紹介していくよ!
仮定法とはなんだろう?
仮定法と直接法の違い
仮定法の反対の表現は、「直接法」。文字通り、直接的な、通常の文章。
【直接法】 If it is sunny tomorrow, we will go to a park.
(明日晴れだったら、私たちは公園に行く)
【仮定法】 If we were not working for him, we would not follow this rule.
(私たちがもし彼のために働いていないのならば、そのルールに従わないだろう)
1番の例文は「もし明日が晴れるのなら」という実現可能な仮定、2番の例文は「もし私たちがもし彼のために働いていないのならば」という今の状況では実際に起こりえない仮定。
このように現実に反する仮定をする際の動詞の使い方を、仮定法と呼びます
仮定法は、どのような動詞の使い方をするのでしょうか。
2番の文を見るとIf節にbe動詞の過去形wereが、主節には助動詞の過去形wouldが使われています詳しく見てみましょう。
仮定法の公式をチェック
仮定法で頻繁に用いられるのが助動詞の過去形。仮定法であることの合図となるので、気づけるように!
本来の時制 | if節 | 主節 | |
仮定法過去 | 現在 | 過去形 | 助動詞の過去形+動詞の原形 |
仮定法過去完了 | 過去 | 過去完了形 (had p.p.) | 助動詞の過去形+have p.p. |
- 仮定法過去は現在のことを表しますが
if節の動詞は過去形、主節の動詞は助動詞の過去形+動詞の原形 から成り立ちます
If I had enough time, I would go to New York.
時間が十分にあったらニューヨークに行くのになぁ
- 内容は過去のことを表し、
if節は過去完了形(had+p.p.)、主節の動詞は助動詞の過去形+have+p.p.を用います
If I had had enough time then, I would have gone to New York.
あの時時間が十分にあったら、ニューヨークに行っただろうに
例文で紹介
それでは例文をいくつか見ていきましょう。
- If she studied harder, she would get better scores.
彼女はもっと勉強すれば、よりよい点数を取れるのだろうに。 - If I knew the phone number, I could call the person in charge.
その電話番号を知っていれば、担当者へ電話をかけられるのだけれど。 - I would go if I were asked.
呼ばれたならば私は行きますよ。 - If I had a car, I could pick you up from the station.
私が車を持っていれば、あなたを駅まで迎えに行かれるのだけれど。 - If we had had time for this, we could have prepared in advance.
もしそれに向けての時間があったならば、事前に準備をしていただろう。
併せて覚えておこう



仮定法の中で、いくつか頻繁に使う、表現を紹介していくよ!
I wish…
wish は、「願う」という意味の動詞。「こうだったらいいのにな〜」という表現で使います
- I wish you were here.
あなたがここにいてくれたらいいのになぁ。 - I wish I were a child again.
もう一度子供になれたらいいのになぁ。 - I wish we could meet tomorrow.
明日あえたらいいのになぁ
If I were you,
If I were you, 「私があなただったら」という表現
- If I were you, I would join the event.
私があなた(の立場)だったら、そのイベントに参加します - If I were you, I would have gone to Malaysia.
私があなた(の立場)だったら、マレーシアに行ってしまったと思います
これまでの流れで言うと、” If I was you”と、amの過去形、wasが使われる、となるかと思います。
しかし、この表現では、“If I were you” と、were が用いられる
その理由は、元々be動詞の過去形は wereしかありませんでした。そのため、I were, you were, he were と、全てwere を用いていました。今でも古いこの使い方が残っているのが、仮定法の場合なのです
そのため、
“If I was you” とは言わずに、”If I were you..” と使うのです
▼オンライン英会話のおすすめはこちらで紹介しています▼
エリと申します!